食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

今日は制限食のせめぎ合いのお話です。

以前にもブログにちょっとだけ登場いただいた箕面市のNさま。
長期入院後昨年の秋から在宅で食事療養されています
はーとの食事と他社の食事を併用利用しながら
ご自宅での無塩のパンを買って食べられたりして
かなり、しっかりと腎臓の悪化を防ごうと努力されています。

でも、最近本人、食事に嫌気が差してきています。
理由は「野菜ばかり食べていて、鶏になった気分がする」

担当のケアマネジャーさんからも、もともと好き嫌いがあるほうだったけど
性格はまじめな方なので、しっかり管理していたことがストレスになり
好きなものを制限しないといけない食事に嫌気が増しているのかも・・・と。

そこで、先日これからの食事をどうするかを相談するため担当者会議に出席してきました。

担当者会議では福祉用具のことや訪問看護のことなど介護に関する様々なことを
相談して決めているのですが
その回の会議は「これからのNさんの食事をどうするか!」がメインでした。

「検査数値は落ち着いている。」
「でも、食事量が減ってきていてDrからは栄養失調にならないか心配とコメント。」
「鶏肉の臭みが鼻にくるときがあって、そんなときは捨てている。
 魚の献立の日はまだ、食べられる」
「自宅でちょっとは好きなものを食べたい要求が強いし
 食べないまま栄養失調になっては困る」
などなど。
本人の希望も聞きながら、なんとか食事療養を続けてもらえるぎりぎりのせめぎ合いをして
日曜は本人に好きなものを食べてもらい
昼夕で配食していた日の食事を昼か夕だけに利用数を落とし、残りはヘルパーさんやご本人で
食事を用意してもらうこととなりました。

そして話題は配食のないときは、どういう食事をしてもらうかに移りました。
聞くとすでに本人さん、自身で生協さんでいろいろな食材を注文されていて
冷凍庫に今川焼き、冷蔵庫には魚肉ソーセージが入っていました。

でも、食べていいのか不安だったから今日聞いてから食べようと思っていたとか。
律儀な方です。
でも(注文してしまっている以上、食べないともったいないじゃないですか)
何気に計算高い方でもある感じ。

今川焼きはサイズが小さかったので間食に食べてもらい
ソーセージは減塩とは記載されているのですがパッケージに栄養価表示が
なかったため、生協のお客さまセンターに問い合わせ栄養価を教えてもらい
塩分量を確認してから朝食に無塩のパンと一緒に1本食べてもらうようお勧めしました。

体のことを考えば昼夕ともしっかり配食で管理したいところですが
長く、上手に療養してもらうにはある程度の幅(遊びorアローアンス)を
決めてあげることも大事です。

長くその方の健康をサポートできるよう継続できる利用の提案を
これからも行なっていきたいと思いました。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは、めでぃ京都東川です。
春の気配を感じますね。
でも天気が悪いとがっかりします。

さて先日、ある利用者様の担当の精神保健福祉士のK様とお話ししました。
利用者様は70歳代、女性、独居で統合失調症、軽度の認知があり、糖尿病もある方です。
バランスの良い食事が全く取れておらず、食事の確保が目的ではーとのサービスがスタートしました。
糖尿病については、Drからあまり極端な制限の必要はないとのことから、普通食でよいとのことで、はーとでは健康バランス食をお持ちしていました。
精神疾患もあるため、病院のK様が定期的に訪問されサポートされています。

ある日の配達時にK様が配送員に「糖尿病食ってありましたよね?」と質問されたそうです。
その情報が私に入りました。
「うん!?もしや、糖尿病が悪化!?確かこの前ケアマネージャー様と話した時は、血糖は安定していている聞いていたが・・・」と思い、直接K様に確認しに行きました。

すると「いえ大丈夫ですよ、今後のことも考えて確認しておきたかっただけですから。」と。
血糖は安定されているようで、HbA1c5.7%とのこと。
Drからの許可を取ってくださり、ご本人様の状態を色々と教えてくださいました。
Drからも食事は今のままで大丈夫ですと。ほっとしました。

そして、色々とお話をしているとK様が「それにしても情報が早いですね、私がちょっと聞いただけなのに。そうやってちゃんと見てもらっているんだと分かるとすごく助かりますし安心です。この方は精神的な状態も変わりやすいのでこれからもよろしくお願いしますね。」と。

とても嬉しいお言葉です。
でもこれも、配送員の情報収集があってこそだなと思いました。
利用者様のちょっとした変化やその周りの情報をちゃんと観察して報告してくれるからこそです。
配送員だからこそ分かることがあります。
そんな情報を関係機関の方々や家族様に報告することで信頼関係ができていくのだと思います。
安心していただけるのだと思います。
また、情報はスピードも大切です。いくら生きた情報でも時間が経つと意味がありません。
できるだけ早く生きた情報のやり取りをしていきたいです。


はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは。カスタマーセンターの山村です。

週1回、クリニックに栄養指導に行ってます。

糖尿病家系にも関わらず、10年間、健康診断にいってなかった50歳代女性。
先月、初めてクリニックに来られた時は
血糖223mg/dl、ヘモグロビンA1C9.8%、コレステロール233mg/dl、体重54.5kg。
ヘモグロビンA1C9.8%という数値がどういう状況なのか、全くわからないと。
病識は薄いというか、「ない!」という状態。
とりあえず、難しいことはゆっくりじっくり少しづつお話するので、とにかく週4回
栄養コントロール食をお届けするので、食べてくださいということになりました。
現在の数値の今後の見通し、合併症のお話を少し脅しながら、必死に伝えます。
伝える側が必死なら、きっと伝わります♪

そして、今日、2回目の指導にこられました。
血糖122 mg/dl、ヘモグロビンA1C8.5%、コレステロール118 mg/dl、体重53.5kg。
診察時、先生にすごく褒められました!と。
1ヵ月でかなり数値が改善し、本人、俄然超やる気になってられました。
週4回のお食事だけでなく、間食やあらゆることを気にするようになってられました。
まだまだ、ヘモグロビンA1Cも高いですし、下げなければなりません。

本人様が、糖尿病はもう一生付き合っていかないといけないけど、なんとか合併症にならず、元気に糖尿病で過ごしたいんです。子供に迷惑もかけたくないです・・・(半泣き)

もちろんです。絶対、合併症にならないように、がんばりましょう!
厳しいこともいいますが、お互い、この目標は絶対なので!と強く目標を握りあいました。
くじけそうな時、迷った時、私がいます。

普段、在宅での関わりで仕事をさせていただいているので、常に、
管理栄養士というよりまず、ケースワーカー的な関わりから入っていってます。
管理栄養士としての専門的なことは後でよいと思ってます。
まず、生活背景、家族との関わり、仕事、精神的なこと、趣味等、そちらの方が食事療養をするにあたり、すごく重要です。
中高年になるとなにかしら、悩み・不安な事等お持ちです。
なので、栄養指導というようりはまず、生活全般相談にのりますよ!
(栄養の部分は詳しいよ!)というスタンスで取り組んでます。
専門的なことを最初から話しても、本人様はピンとこられないですが、暮らしぶりや、今、困っている事を聴くことからはじめると(話してもらえる雰囲気作りは重要です。)
取り組む方法も見えてくるものです。その方にあったアドバイス、取り組む方法、優先順位を見いだしてあげるのが、腕の見せ所です。

難しい面も多いですが、やりがいのある奥の深いお仕事です。
『在宅ならでは』で楽しく、もっと勉強してがんばります☆

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 3/16朝食です。オープンサンド、野菜としいたけのみそバターホイル焼き、わかめスープ、りんご、コーヒー。作成時間、10分。早く化粧しないと~
もちろん髪、ボッサ、ボサ(苦笑)主婦の朝はありえん忙しさです~
                   はーと&はあと 管理栄養士 山村 豊美

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